ブラシ付きノズルヘッダーでセルフクリーニングを実現、メンテナンスの手間を大幅削減
ブラシ付きノズルヘッダーでセルフクリーニングを実現、メンテナンスの手間を大幅削減
問題:
某自動車部品メーカーでは、ドアパーツ等の自動車外装部品を製造しています。
ドアパーツに使用する鋼板は油や埃で汚れていることがほとんどで、プレス工程前にプレス機内で洗浄を行います。洗浄には洗浄剤を循環させて再利用しており、その際、油や埃等の汚れが液中に溜まり、ノズル詰まりが頻繁に発生していました。
しかし、プレス機は中が見えない構造であるため、外から詰まりの状況を把握することが出来ません。そのため、プレス不良が発生してからノズルのメンテナンスを行うことが多くありました。臨時メンテナンスの際は、プレス機を停止するため機会損失が発生します。また、ヘッダーの脱着・ノズル清掃に非常に手間がかかる点も課題となっていました。
結果:
シャワーヘッダーがノズルのセルフクリーニングを行うことで、メンテナンスにかかる手間が大幅に削減されました。また、従来は不良が発生してから臨時メンテナンスを行うこともあり、その際に発生していた不良と機会損失も削減されました。
従来 : | パイプを装置から引き抜いて、18 個のノズルを手洗いする作業 |
洗浄時間3 時間 人件費\2,500/h 洗浄回数 週1回 | |
3h×2500 円/h×4 回/月×12 か月 = 360,000 円 | |
➡年間約36 万円の削減とロスの削減
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