導入事例

製紙工場で年間約1億1,700万リットルの節水を実現

導入事例

製紙工場で年間約1億1,700万リットルの節水を実現

わずか8基のシャワー設備の改善により、水使用量を大幅削減しサステナビリティの向上に貢献

課題

アメリカの大手製紙・包装メーカー様では全社的にサステナビリティの向上に取り組んでいました。ご相談を受け、弊社は抄紙機のシャワー設備を調査し、節水につながる改善機会の検証を行いました。

Cardboard products

解決策

対象となる抄紙機に設置されたすべてのシャワーノズルについて監査を実施し、設置位置、流量、使用状態を詳細に調査しました。 調査データを分析した結果、まずはフォーマー部および潤滑用シャワーに着目しました。これらのシャワーは主に湿潤化を目的として使用されており、紙品質に直接影響を与えるシャワーと比べて改善対象として見過ごされがちな設備です。 詳細な評価の結果、多くのシャワーノズルが必要以上の水量を使用していることが判明しました。そこで、ノズルの流量を適正化するために小流量タイプへ変更することで、必要な湿潤性能を維持しながら大幅な節水が可能であると判断しました。

導入効果

8基のシャワー設備に設置されていた250本以上のノズルを交換した結果、水使用量を大幅に削減することができました。

主な成果

  • 年間約 1億1,700万リットルの節水を実現
  • 湿潤化に使用する水量の削減により、プレスパートの運転性能が向上
  • 乾燥時間を短縮
  • 乾燥工程におけるエネルギー消費量を削減

今回の取り組みにより、小さな改善でも大きな成果につながることが実証され、工場ではこれまで以上に持続可能な操業の実現に向けた取り組みが推進されています。