PathoSans

PathoCide 酸性電解水の有効性


除菌効果

pH4.5~6.5 塩素濃度200ppm前後*の除菌力


一般的に除菌に用いられている次亜塩素酸ナトリウムと同等以上の除菌効果*を得られるとされています。 また水と塩だけを原料としているため、安心してご利用頂けます。 物、壁、床等に対し希釈せずにお使い頂けますが、用途に応じて4倍希釈でご使用下さい。

*塩素濃度は水道水の水質により変動する場合がございます。
*すべての菌を除菌できるわけではございません。また食品添加物ではありません。

>>濃度別の使用方法*

1. 汚れ(有機物)を予め落としておく

2.

35ppm~(~5.5倍希釈)
流水で20秒以上、対象物にかけ流す

 

80ppm~(~2.5倍希釈)/ 200ppm(原液)
対象物表面をヒタヒタに20秒以上濡らす

3. きれいな布やペーパーで拭き取る

>>効果が認められた菌・ウイルスの例
MRSA、ノロウイルス、インフルエンザA(H1N1)ウイルス、大腸菌、サルモネラ菌など

*希釈時の水道水の水質により、水質が変動する場合があります。
*経済産業省・消費者庁・厚生労働省が2020年6月26日現在の知見に基づき作成した『新型コロナウイルス対策「次亜塩素酸水」を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項』に準じています。
また独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)では次亜塩素酸水(電解型/非電解型)を次亜塩素酸を主成分とする酸性の溶液と定義しており、弊社PathoSans除菌水も次亜塩素酸を主成分とした酸性電解水です。

除菌効果の詳細

酸性電解水の効果:接触時間による除菌効果試験(Time Kill試験)

微生物 接触時間  遊離塩素濃度  表面の状態
緑膿菌 10秒  200 PPM きれいで硬い、無孔表面
カンピロバクター・ジェジュニ
リステリア・モノサイトゲネス(リステリア菌)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
サルモネラ・エンテリカ(サルモネラ菌)
ネコカリシウイルス(ノロウイルスのサロゲートウイルス) 30秒
ウェルシュ菌 60秒
黒カビ(クロカワカビ) 30秒

酸性電解水の効果:米国EPA(環境保護庁)基準に基づく接触時間による除菌効果試験(Time Kill試験)

微生物 試験の意義 試験方法 接触時間  遊離塩素濃度  表面の状態
カンピロバクター・ジェジュニ この細菌はサルモネラ菌の次に食品における腐敗の原因となります。 AOAC
希釈メソッド
10分 200 PPM きれいで硬い、無孔表面
サルモネラ・エンテリカ(サルモネラ菌) 食品接触面の除菌として、EPAからこれらの細菌への有効性が求められています。 AOAC
除菌剤に含まれる有効塩素
1 分 165 PPM きれいで硬い、無孔表面
黄色ブドウ球菌
サルモネラ・エンテリカ(サルモネラ菌) 広域スペクトルを有する医療機関向け除菌剤として、EPAからこれらの細菌への有効性が求められています。 AOAC希釈メソッド
961.02
10 分 きれいで硬い、無孔表面
黄色ブドウ球菌
緑膿菌
リステリア・モノサイトゲネス(リステリア菌) その他の細菌に対する効果。通常と異なる感染を引き起こす耐抗生物質性菌も多くあります。 AOAC
希釈メソッド 961.02
10 分 硬い無孔表面
バークホルデリア・セパシア(セパシア菌) AOAC
希釈メソッド
添加汚れ5%
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)
ニューデリー・メタロ-β-ラクタマーゼ-1(NDM-1)産生型クレブシエラ-ニューモニエ
レジオネラ・ニューモフィラ
大腸菌
トリコフィトン‐メンタグロフィテス 病原真菌への効果検証として、EPAからこの真菌に対する有効性が求められています。 AOAC
殺真菌性の希釈メソッド
添加汚れ5%
10 分
非エンベロープ 様々なウイルスに対してEPAが効果を認めたもの。 AOAC
殺真菌性の希釈メソッド
添加汚れ5%
10 分
ポリオウイルス1型
ネコカリシウイルス(ノロウイルスのサロゲートウイルス)
エンベロープ AOAC
希釈メソッド
200 PPM きれいで硬い、無孔表面
牛ウイルス性下痢ウイルス(C型肝炎ウイルスのサロゲートウイルス)
ヒトコロナウイルス* 170 PPM
ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1) AOAC
希釈メソッド
添加汚れ5%
165 PPM 硬い無孔表面
インフルエンザAウイルス(H1N1)
新型インフルエンザウイルス(2009H1N1)
単純ヘルペスウイルス2型
鳥インフルエンザAウイルス(H7N9)

*新型コロナウイルス(COVID-19)に対する試験ではありません。

ー米国環境保護庁(EPA)の製品性能テストガイドライン OSCPP 810.2200で求めるメソッドに基づいています。
ーPathoSans洗浄・除菌システムはEPA工場番号88161-IN-001で製造された殺虫剤装置として規制対象に含まれます。

安全性

PathoSans®パソサンズ電解水は、独自技術とオープンバス方式を採用した生成システムを用いて、塩化ナトリウム水溶液を電気分解する*ことにより生成されます。 酸性電解水は塩素の残留性が低いため、塩素臭が強く残りません。
また皮膚に対する刺激性や腐食性も低く*、強い薬品からの切換えとしても導入頂いております。

*酸性電解除菌水のほか、洗浄効果のあるアルカリ性電解水も生成可能です。
*肌が敏感な方や刺激を感じる場合は、保護用手袋やメガネの着用をお勧め致します。

安全性試験 次亜塩素酸は残留性が少なく安全性が高い為、安心してご利用頂けます。


試験名称  判定  試験成績書番号 試験成績書発行日
ヒト培養角膜モデルを用いる眼刺激性試験 非刺激性
第21026610001-0101号
2021年5月18日
ヒト培養皮膚モデルを用いる皮膚刺激性試験
非刺激性
第21026610001-0201号
2021年5月18日
急性経口毒性試験
異常は認められない
第21026610001-0501号
2021年6月1日
気管内投与による急性毒性試験
異常は認められない
第21026610001-0601号
2021年6月17日

試験先:一般財団法人日本食品分析センター