コンベアの焦げ付きを解消!自動洗浄で製品不良率を10%削減した事例

コンベアの焦げ付きを解消!自動洗浄で製品不良率を10%削減した事例

【課題】コンベアに張り付いた油汚れが焦げとなり製品不良に

明治時代から続く老舗の菓子メーカーでは、えび煎餅などの海の幸を原料とするお菓子を製造・販売しています。
代表的な商品であるえび煎餅は、一度焼きで旨味を封じ込めた後、二度焼きによって香ばしく仕上げます。この一度焼きと二度焼きの間に乾燥機を使って煎餅を乾燥させるのですが、乾燥機のコンベアのネットに張り付いた油汚れが落ちにくく、黒い焦げとなって製品にも付着してしまうことがあり、不良の原因となっていました。
同工場ではフラットタイプのノズルを並列配置し、ネットを洗浄していました。油汚れを落とすため洗浄水量を増やすなど対策をとりましたが、解決には至りませんでした。そのため、装置を清潔に保ち、製品不良を減らすために、より効果的な乾燥機ネットコンベアの洗浄方法を検討していました。

えびせんべい製造工程のコンベア洗浄

【解決策】コンベア洗浄専用の自動回転ノズルを導入

コンベア洗浄専用の自動回転ノズル「MDRN」を導入。
MDRNは、ノズルを回転させることでコンベア幅全体をカバーする自動洗浄のノズルユニットです。ポンプユニットを組み合わせることで自動運転が可能です。
回転により幅方向をカバーするため、従来のフラットタイプノズルと比べてはるかにインパクトが強い直進流を用いることが可能となります。回転により水流が汚れに何度もアタックすることで、高い洗浄力を得られます。
メッシュコンベアの洗浄に特化した同製品は、同工場の設備への適用度も高く、最善の解決策として導入に至っています。

【効果】洗浄能力の向上によって、油汚れを原因とする製品不良が減少

回転装置と直進ノズルによる高インパクトな洗浄により、乾燥機のコンベア洗浄能力が大幅に向上しました。洗浄能力の向上により、油汚れ残りを起因として発生していたこげの製品付着問題が解決され、不良率の削減に繋がりました。

➡製品不良率 約5~10%の削減